こんにちは。エレメントでWEBライターのアルバイトをしている山下です。今回は、北大生ブロガーのカラスクさんにお話を伺いました！
これからブログを始めたい方に役立つ「継続のコツ」や、ラブコメが趣味であるカラスクさんにとっての理想の告白、さらに現実での恋愛意欲などなど、目の離せない内容となっております。是非最後までご覧ください！
Q、ブログを始めたきっかけを教えてください
カラスクさん：もともとはアルバイトをしようと考えていました。でもアルバイトは時給制なので、稼げる額に限度があるじゃないですか。月何万円っていう越えられない壁があるのに、頑張り続ける気にはなれなくて。
それで副業を探していたら、ブログで月何十万も稼いでいる人を知りました。記事をストックしていくことで、最初は稼ぎが出なくても、指数関数的に稼げるようになるんじゃないかと。
そうして大学1年生の5月にカラスクの日誌 | 大学生活を楽しむぜ (karaskun.com)というブログを立ち上げました。
これは、大学生活やアニメ、PCのことなど、いろんなジャンルを自由に書くいわゆる雑記ブログです。
ただ雑記ブログだと、思いついたネタを何でもかんでも書いてしまって、Googleの検索結果*¹に表示されない記事を量産してしまいました。実際、Googleアドセンス*²も合格するのに5ヶ月もかかりましたし、広告収入も月10〜20円だったので、これは厳しいなと。
そこで、ジャンルを一つに絞った特化ブログ、カラスクのアニメLAB | リアルで恋をするまで孤独を愛せ！ (karask-lab.com)を作りました。ラブコメをテーマにしたのは、自分の好きなものなら続けやすいと思ったからです。
*¹Googleの検索結果：Googleで検索した時に表示される記事の一覧のことです。サイト流入の9割が検索からだと言われています。いかに検索結果で上位に表示される記事を書くかが、収益化のポイントになります。
*²Googleアドセンス：Googleが提供する広告を掲載し、その広告がクリックされた回数に応じて、Googleから報酬が支払われる仕組みです。Googleの審査を受けて合格する必要があります。
Q、ほぼ毎日更新されてますが、継続するための秘訣は何かありますか
カラスクさん：型を作ることですかね。実は、僕の書いている記事って、構造が全部似ているんですよ。一度型を作ってしまえば、内容を変えるだけなので。最近では、1時間だけで書き上げる記事も多いです。
ただ、ブログが全然見られなくて、諦めかけたこともありました。その時に、月20万PV*³くらいですごい稼いでいる人に、収益化の道筋を教えてもらったんですよ。
そしたら、1記事あたりのPV数は、その人も僕と同じだったことがわかりました。単純に記事数が足りないだけかもしれないから、とにかく継続して書こうと決めました。
続けていて気付いたことなんですが、ブログってやめていく人がめちゃくちゃ多いんですよ。僕も周りでも、みんなやめていっています。
しかし、ブログは続けるほどドメインパワー*⁴が強くなります。その結果、上位表示されやすくなり、稼げるようになります。
*³PV：Page Viewの略称で、Webサイトで表示されたページの閲覧数を指します。
*⁴ドメインパワー：検索エンジンからの信頼度を数値化したものです。被リンクやコンテンツの質や量、更新頻度によって評価されます。
山下：最初は結果が出なくて当然だからこそ、継続が大切なのですね。
Q、男性がラブコメのブログを運営する心情を教えてください
カラスクさんのブログのテーマは「ラブコメアニメ」ですよね。男性がこのテーマのブログを書くには、なかなか勇気がいると思うのですが･･･
カラスクさん：はい笑。自分でも「男なのにこんなの書いてるなんて･･･」と自己嫌悪を感じることはあります。でもやっぱり好きなので、続けられていますね。ブログのことは、同じアニメ好きの友達には言っていますが、他の友達には秘密にしています。恥ずかしくて言えないです。
山下：葛藤を抱えながら記事を書いておられるんですね。
Q、ラブコメブログ運営者が語る「理想の告白とは」
山下：ラブコメを好きになったきっかけは何かございますか？
カラスクさん：「君の名は。」です。観た時にめちゃめちゃ感動して、何でこんなに感動したんだろうと考えました。そこからいろんなアニメを観るようになって、恋愛ものが自分は好きなんだと気付きました。
山下：僕も「君の名は。」が大好きです。「君の名は。」といえば、主人公の告白が印象的でした。数多くのラブコメ作品をご覧になられたカラスクさんにとって、理想の告白はございますか？
カラスクさん：「好きです」って伝えるよりも、「気付いたら付き合ってる」というのが理想です。何となく一緒にいて、何となく出かけて、仲良くなって、「私達の関係ってどうなんだろうね」「恋人なんじゃないかな」っていう感じですかね。
「好きです」って言葉だけじゃ、自分の想いって伝わらない気がするんですよ。「好き」って言っても、いろんなニュアンスがあるじゃないですか。自分にとってベストな言葉でも、それが相手の心の鋳型にバッチリ当てはまる訳ではないので。恋愛って感情だから、一方通行じゃダメで。相手のことを考える必要があることをラブコメから学びました。
山下：ラブコメって、運命的に出会って結ばれる話だという先入観がありました。でもそれだけじゃなくて、気持ちのすれ違いや葛藤が表現されているんですね。
Q、現実でも恋愛状況はどんな感じですか？笑
山下：カラスクさんは、現実で恋愛をしようとする意欲はありますか？
カラスクさん：前まではラブコメを観るだけで十分だと思っていたんですが、成人式に行って変わりましたね。同窓会で声をかけて、告白まがいなことしたんですけど･･･彼氏がいました笑。
山下：そこまで勇気を出せるなんてすごいです･･･。もし、恋愛が上手くいったとしても、このブログは続けますか？
カラスクさん：それが全然わからなくて。ラブコメが好きって言える彼女だったら続けますが、もし言いにくい子だったら･･･更新が止まるかもしれません。その時は察してください笑。
山下：是非続けていただきたいです笑。
本日は取材のご協力ありがとうございました。
取材後記
今回は、ラブコメブログ運営者のカラスクさんにお話を伺いました。なかなか収益が上がらなくても、諦めず地道に記事を更新し続けている姿に感銘を受けました。また、自分の言葉が思い通りに伝わることはないと、カラスクさんは仰います。「相手の心の鋳型を探す」。そんなカラスクさんが紡ぎ出す言葉に、今後も目が離せません。
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また、この記事を読んでブログを始めた！という北大生の方がいらっしゃれば、エレメントにご一報をお願いします！取材させていただきますよ！笑
