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時間効率を3倍上げるAIライティングツール4選!使いこなすポイントを現役Webライターが解説

時間効率を3倍上げるAIライティングツール4選!使いこなすポイントを現役Webライターが解説

最近はAIのニュースを聞かない日が無いほど目まぐるしい進化をしています。特に注目されているのが「AI ライティング」

真新しいだけに、どこまで現場で使えるのか疑問に思うことと思います。

そこで今回は、第一線でAIライティングツールを使っているWebライターのナベが、時間効率を爆上げするAIライティングツールの使い方とオススメの無料ツールを紹介します。

実際にAIが書いた文章をみながら良い点、悪い点についても考察しているので、現場でぜひ参考にしていただけると幸いです。

AIライティングと人力ライティングの差は「4時間の時短」

まず、僕が記事を作る時にかかる時間と、AIで書き出した時の時間の差を見ていきましょう。

人(ナベ)AI(平均)時間差
ペルソナ設定〜ニーズ出し30分5分-25分
記事構成35分1分-34分
記事執筆180分(3時間)1分-179分
ディスクリプション5分1分-4分
合計250分(4時間10分)8分-242分(-4時間)

ライターがゼロから書く文章とAIが書く文章の時間差は「4時間」。
とはいっても、AIにライティングを全てを任せられるわけではありません。実際には人の目で見て修正する作業が必要なため、現実的には+1記事30分〜1時間程度はかかります。それでも3倍の時間効率です。

では具体的なツールと、それぞれどれくらい時短できるかをみていきましょう。

4つの無料AIライティングツールで速さを比較した結果

ここでは、「AIライティングとは?」というKWで、見出し3つ程度のブログ記事を書くのにどれくらい時間がかかるかを計測しました。

今回使用した無料AIライティングツール
  1. Notion
  2. ChatGPT
  3. Transcope
  4. Bing AI

今回使用した無料AIライティングツール

ナベのプロ視点からのレビューも掲載しているため参考にしてください!

1、「Notion」ライティング時間 30秒

時間文字数内容
30秒792文字リードからまとめまで

【Notionの良かった点】

  • 書き出しがとにかく速い&安定している
  • 書いている最中に文章を確認できるため、ズレていたらすぐに修正できる
  • 見出し設定をしてくれてるので、コピペするだけでワードプレスに入稿できる
  • 「長くする」「続きを書く」「要約する」など、書き終えた文章に加えて注文できる

【Notionの悪かった点】

  • 見出しとタイトルは味気無いため修正する必要があり
  • やや簡素な内容のため、面白くするためには人の手が必要

【Notion総評】

★★★★☆

Notionは無料で使えるツールの中では一番使えるツールだと思います。コマンドも簡単で、使いやすい・速い・動作が安定しているツールです。ただし、ブログ記事の要約については、最近貼り付け時にエラーを吐くことが多くなったので要注意

2、「ChatGPT」ライティング時間 1分

時間文字数内容
60秒(1分)777文字リードから見出し、内容まで

【ChatGPTの良かった点】

  • 日本語が自然で実用レベル
  • 指示が簡単(話し言葉でOK)

【ChatGPTの悪かった点】

  • やや書き出しが遅い
  • 10回に1回くらいエラーが起きる
  • 5分程度操作しないとエラーが起きる
  • やや専門用語が多く、人の手で噛み砕いた表現にする必要あり

【ChatGPT総評】

★★★☆☆

ChatGPTは自然な日本語が特徴的なツールで、細かい指示もできるため使いやすいツールです。ただし、息するように嘘をつくこともあるため注意が必要。現在有料で使えるGPT-4であれば、情報の精度がかなり上がっています

3、「Transcope トランスコープ」ライティング時間 2分

時間文字数内容
120秒(2分)1,100文字(700字で指定)リードからまとめまで

【トランスコープの良かった点】

  • 文字数と文章のニュアンスを事前に指定できる
  • 提案数を指定できるため、良い文章のみを選べる

【トランスコープの悪かった点】

  • 書き出しがとにかく遅い&書き上がるまで内容がわからない
  • 1ヶ月5,000文字までしか使用できない

【トランスコープ総評】

★★★☆☆

h2レベルの見出しの作成であれば実用的なツールです。また、文章の雰囲気を変えたい時にもヒントになってくれるツールですね

4、「Bing AI」ライティング時間 1分

時間文字数内容
60秒(1分)513文字人間に対するアドバイスのみ

【Bing AIの良かった点】

  • 指示をしなくても情報ソースを示してくれる
  • ブログのネタになりそうな情報を多く示してくれる

【Bing AIの悪かった点】

  • 見出しやリード、まとめなどは書き出せないため、ブログ記事には向かない
  • 事前登録と申し込みが必要かつ、使えるまで3日〜1週間程度かかる

【総評】

★★☆☆☆

元々会話型のツールのため、ブログ制作には不向きです。ただ、困った時の壁打ちとしては優秀なツールなので、ベースは自分で書きたいけれど詰まりがち…という人にはオススメのツールです

AIライティングツールを使いこなす4つのポイント

AIライティングツールを使いこなすには、4つのポイントがあります。

  1. AIができること、できないことを把握する
  2. AIの得意分野で活用する
  3. AIライティングツールへの指示出しのクセを把握する
  4. 最後は必ず人の目で見て、修正する

1、AIができること・できないことを把握する

まず大切なのは、今の段階のAIがどこまでのことが可能かを把握しておくことです。例えば、以下の通り。

【AIができること】

  • 一般的な事実を述べる
  • ネット上にある情報をまとめる

【AIができないこと】

  • インターネット上に無い情報を調べる(書籍など)
  • 経験談を語る

これらを踏まえて、AIの得意分野と苦手分野を見ていきましょう。

2、AIの得意分野で活用する

AIライティングツールには得意分野と苦手分野があります。

【得意分野】

  • 「〜とは?」「〜の使い方」など説明する
  • 「〜の方法5選」などパターンを書き出す
  • 一般論としてのアドバイスをする

【苦手分野】

  • 体験記事・レビュー記事
  • Webサイトで紹介されていないオフラインの商品やグルメ記事
  • 取材・インタビュー
    など

書こうとしている記事が、AIの方が効率が良いのか、人の手でなければ伝わらないのかを判断してから取り掛かるようにしましょう。

3、AIライティングツールへの指示出しのクセを把握する

AIライティングツール毎に、指示出しのクセが異なります。

Notionであれば「短くする」「長くする」と打ち込むだけですが、ChatGPTであればかなり複雑な要望にも応えてくれます。

例えば、「今の記事内容を元に、検索ユーザーが興味を持ってクリック率が上がりそうな魅力的なタイトルを30文字以内で5つ書き出して」という指示を出せば、タイトル作成がかなり楽になります。

このように、AIライティングツール毎の指示出しのクセを把握しておくとより簡単かつ効果的にブログ記事を生成可能です。

4、最後は必ず人の目で見て、修正を加える

AIが作成した文章をそのまま記事としてネット上に公開してしまうと、インデックス登録がされない結果も出ています。

海外でも、AIコンテンツをそのまま導入した結果アクセス数が激減した報告もされているため、現状でAIコンテンツをそのまま公開するのは危険です。

また、先ほども紹介した通り、AIのリサーチ力は完全ではありません。

SEOのためにも、コンテンツの先にいるユーザーに嘘の情報を伝えないためにも、AIライティングした後は、必ず人の目で確認し、修正を加えることが大切です。

僕たちも必ず情報を精査して、ユーザーニーズに沿うように修正しています。

まとめ

今回は時間効率を3倍上げるAIライティングツール4選と使いこなすポイントを紹介させていただきました。

最後にポイントを振り返りましょう。

各ツール毎の書き出し時間と作業内容

【AIライティングツールを使いこなすポイント】
  1. AIができること、できないことを把握する
  2. AIの得意分野で活用する
  3. AIライティングツールへの指示出しのクセを把握する
  4. 最後は必ず人の目で見て、修正を加える

2023年4月現在のAIライティングツールは、まだまだ発展途上です。

特に専門分野になるほどAIは深掘りした知識を出せない傾向があります。各業界の専門知識はまだまだ人間の分野ですので、あくまで補助的なツールとして運用していきましょう。

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また、エレメントでは「Webマーケティングの教科書」として店舗集客、ECサイトなど現場の知識を無料公開しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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※エレメントでのブログコンテンツ制作について

エレメントはSEO対策に強いWebマーケティング会社として、AIを使うべき記事と使用してはならない記事を判別した上で記事執筆しています。先ほど触れた通り現状では補助的なツールとしての使用のみで、人の手でのライティングがほとんどです。AIを使う場合でも、必ず情報を精査して、ユーザーニーズに沿うようにプロの視点で修正しているためご安心ください。

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