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マーケティングを中心に組織の人が変わった事例。働く人が変われば会社に大きな利益をもたらす

マーケティングを中心に組織の人が変わった事例。働く人が変われば会社に大きな利益をもたらす

会社のオンラインショップの売上をもっとあげたい、店舗に集客してもっと売上をあげたいはエレメントのお客様からよく聞く悩みです。

その悩みがあってエレメントとのお付き合いが始まりますが、実はずっと関わってくると会社には必ずある共通の悩みがあることに気がつきました。

それは「人の悩み」です。

人手不足、採用しても定着しない、仕事を覚えるのが遅い、社員にやる気がない、言われたこと以上のことができないなど、人のマネジメントに関する悩みを多数抱えているのです。

たとえ売上があって成功しているようにみえる企業でも、人の悩みはみんな共通して持っています。

今売上をあげたいとだけ考えているあなたも、実は組織内のマネジメントで悩んだりしていませんか?

実はエレメントのマーケティングの仕事は売上を上げる以外にも、皆さんが悩む、組織の人にも貢献できる部分があります。

今回は、WEBディレクター綿井が実際にしている、売上以外の会社への貢献「社員への影響」について実例を交え紹介していきます。

私たちの仕事を少しでも知っていただければ、今抱えている事業のお悩みの解決になるかもしれません。

そもそも会社にある「人の悩み」ってなに

では人に関する悩みって例えばどんなものなのでしょう。

  • 求人採用の応募がこない
  • 採用しても定着しない
  • 採用しても教育体制が整っていない
  • リーダーを任せられる人がいない
  • 教育しても全く成長しない
  • 仕事に対してモチベーションが低い
  • 言われたことしかやらない
  • 何度言っても直らずミスが多い
  • 人手不足でマーケティングの施策をできる人がいない
  • 後継者として任せられる人がおらず、社長や管理職が忙しすぎる

全国共通して経営者が悩むことは「人」だった

エレメントのクライアントは飲食を取り扱う、製造業を営む、教員系、医療系など様々ありますが、ほぼ経営者の方です。

みんな最初は、集客したい、売上をもっと上げたい、新しい事業の柱を確立したいとお話してくれますが、関わるとそれ以外にも上記にあげた人に関する悩みがあることに気付きました。

これってみんな共通なのか、一般的にどうなのかも調べてみました。

社長の孤独力」の著者 WizBizの新谷氏曰く、18万人の経営者にアンケートを実施し、1,000種類の悩みから、一番回答が多かったことが「人」についての悩みだったそうです。採用も含めると35.0%の経営者が悩んでいるというデータがありました。

次いで、「セールス」や「お金」に関する悩みが32.9%、その他、「経営全般」が25.9%といった順番で多かったようです。

エレメントのクライアントのみならず、ほぼ全員が悩むことが「ひと」なんですね。

WEBマーケティングが経営の悩み「人」にどう関わるのかエレメントの仕事から紹介

では、エレメントのWEBマーケティングの仕事がどう「人の悩み」に関わって

いけるのか具体的に紹介していきます。最初に、エレメントのWEBディレクターの仕事を知った上で、事例を紹介していきます。

基本的に、契約に至ってから毎月、最初はほぼ毎週クライアントと関わります。弊社のホームページ制作・ホームページ管理どちらのサービスであってもWEBディレクターは関わります。

1、WEB マーケティング戦略を立てる前にクライアントへヒアリング

顧客の事業内容、マーケット、目標、経営理念、歴史など情報を整理します。


2、WEBマーケティング戦略、戦術の立案しクライアントに提案する

顧客は誰なのか考え、事業の売上に貢献できる部分を一緒に考えます。競合調査、リサーチ、アンケート調査、プロダクト開発など状況に合わせて立案・提案します。


3、戦略の上でWEBマーケティング実行

コンテンツマーケティング、広告運用、動画撮影、ホームページリニューアル、メルマガ運用、求人ページ作成、会社内のマネジメントなどをチームで役割分担しながらデザインしたり、言語化し発信を続けます。


4、スタッフ・会社の顧客へのインタビュー取材

求人ページ作成時、戦略立案時、ホームページ制作時など現場の取材に定期的に通い声を集めます。


5、WEBマーケティングの効果測定

戦略を立て、運用したことが実際にどのような効果があったのか、Googleアナリティクスなどの数値化できるツールで効果測定、顧客アンケート、原因調査など定期的に報告します。

上記を繰り返しながら毎月クライアントと関係性を築いていきます。

マーケティング会社はよくコンサル会社と比べられますが、私たちが他とは違う部分は、現場に行ってリアルな声を収集できることです。

社員のスタッフにもインタビューするし、クライアントの顧客にもインタビューにいきます。現場に行って情報収集し、人と関わることをたくさんします。

例えば、会社の社員さんへの取材を通して経営者には見えてないこともあり、実は本当に商品を大切に思っていたり、会社がもっと大きくなる夢を持っていたり、経営者の方を向いて働いていることを知ることもできます。

社員と経営者の結びつきを深め、言語化を通じて希望を共有することもエレメントが果たす人への貢献のひとつだと思っています。

マーケティングで成果を出すためにはチーム力を高めることが重要です。

私たち、経営者のみならず現場で働くスタッフが協力して目標に向かっていくことで成果が出るスピードも変わります。

売上を作る=マーケティングという認識もありますが、マーケティングの言葉の意味の中には、社員・顧客が入っていることも大切なのです。

WEBマーケティングで変わった「組織のひと」事例

弊社のホームページでは数値による実績報告もありますが、それ以外の数値化できない部分「ひと」にフォーカスした事例、関わりの中での変化を3つ紹介していきます。

1、顧客の気持ちを聞き自分たちの強みを再発見!仕事へのモチベーションが変わった事例

あるクライアントで事業理解を深めるために、仕事・仕事で関わる顧客を5人以上取材させていただく機会がありました。

WEBディレクター、クライアント、クライアントのお客様の3人での場で、私からこのような質問をしました。

・なんでクライアントとお付き合いいただいていますか

・他の業者にはない良い部分はどこだと思いますか

・商品の良さは具体的にどんな部分だと思いますか

など、本人の目の前で質問していきます。このような取材を通しクライアントからは、

「お客さんがそんなこと思ってくれているなんて知らなかった」

「普段自分たちがしている仕事がこんなに強みになるとは知らなかった」

と自信を持っていただけた事例があります。

自分の会社のことをどう思ってますか?なんて直接お客さんに聞くことはないと思います。

改めて聞きづらい上に、本音を言いづらい部分もありますよね。笑

そこを、私たちのようなWEBディレクターが間に入って取材することで、会社の強みが見えてくることがあります。

自分たちの仕事ぶりを改めて聞くことで仕事へのモチベーションも変わりますし、その人が管理職ならば後輩への教え方も変わっていくでしょう。

2、内気な社員が積極的にコミュニケーションをとるようになった

製造業の現地取材で、社員の方にインタビューと会食する機会がありました。経営者からみたら、普段は黙々と作業に没頭し内気な印象があった社員さん。

しかし、WEBディレクターの現地での取材や質問での関わりを通して、次第に社員さんの人柄が表面上にでて、最終日、現地を離れる際に挨拶にきていただきました。

「最後に挨拶したい」と自ら行動にでてくれたことが、経営者の方にとっては驚いたことのひとつ。経営者・社員・外部の関わりを通して、行動を変えたことはひとにできた貢献のひとつ。

チームのコミュニケーションが活発になると会社への当事者意識が生まれ成果のスピードも変わります。現場と経営者を繋ぐリーダー的存在であることも私たちの役目です。

3、会社の経営理念をようやく考え直せ社員に共有する環境が整った

WEBマーケティングをする上で、会社がなんで存在するのかを問うことがあります。最近よく耳にするであろう言葉、ミッション・ビジョン・バリューといわれるものです。

エレメントと契約すると最初に50個以上の質問が用意されます。

事業を理解するためのヒアリング、業界を理解するための用語の洗い出し、商品を売れるようにするための環境、顧客理解、市場理解、販促経路などあらゆる視点から理解を深めます。マーケティングは何をするかではなく、なんでそれをするのかを突き詰めることも重要なのです。

クライアントさんで、前々から経営理念を変えたい、ビジョン・ミッションをもっと考えてきちんとした言葉にしたいと思っていた経営者がいました。

しかし実際は、業務が忙しく後回しに、やろうやろうと思っても中々言葉として確立しないというジレンマがありました。

エレメントとWEBマーケティングをはじめたことで、「今まで取り組もうとしていたことがやっとできた」「エレメントがいたからこそ向き合っていけた。自分たちだけだと後回しになっていたから」と大変な作業の中でも言ってくれたことがあります。

経営者自身も事業に対して前向きに取り組め、立ち止まって見つめ直せる機会を設けられることは外部の存在があることだからだと思います。

自分の会社のこととなるとどうしても優先順位として低くなる気持ちはよくわかります。私もこのブログ発信もいつも後回しになってしまう。笑

だからこそ、WEBディレクターは会社にとっていいスパイスとなり、目を瞑ってきたことを先頭に立って考えてくれる存在なのです。その存在感が行動力を高めます。

経営者がちゃんと言葉にできると、社員にも伝えることができます。社員の定着・育成に悩んでいた部分もスルスルと改善できていくでしょう。

つまり、WEBマーケティングは「人と人を繋ぐ仕事」である

今回は、皆さんが考えているWEBマーケティング=売上だけみていることではないということを紹介していきました。

エレメントのWEBマーケティング支援を一言でいうなら「会社のことを言語化し人と人を繋ぐもの」です。

会社と顧客、会社と社員、会社と経営者、会社と地域

会社そのものを言語やデザインで表現し、人々をつなげていく仕事です。人をつなげる仕事だからこそ、現場に行き人に会うことを大切にしているということだけ知っていて欲しいなと思います。

マネジメントの父ドラッカーは、

「マネジメントとは、人にかかわるものである。その機能は人が恊働して成果を上げることを可能とし、強みを発揮させ、弱みを無意味なものにすることである。」

と述べています。

経営者が、目標やビジョンを定め、働く人が強みを生かし成果を求めて働くことで組織の力はパワーアップします。

以上のことから、マーケティングは売上だけのことを考えるのではなく、組織のマネジメント・強み発掘・働く人へのコミュニケーションも活性化できるものだと思います。

私たちは、マーケティングの力で組織力を底上げし会社の成長に繋がるサポートをしていますので、一緒にお仕事したいという方は、ぜひお問い合わせください。

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