たったの1ヶ月で！楽天のSEO施策で売上が40%以上伸びた成功事例とノウハウを大公開

エレメントのサービスは主にホームページ制作、コンテンツマーケティングですが、SEOの知識があることを武器に楽天のSEO対策でも実績があります。

ここでは、実際にクライアントが運営する楽天サイトでSEO対策の介入で売上が半月で40%以上伸びた成功事例を紹介しています。そして、なぜ成功したかのノウハウも大公開します。

SEO施策がたくさんある中、ここだけやれば大丈夫という一つの施策のみに紹介していますので、業務の傍ら出品している事業者の方も取り入れていきやすいでしょう。

現在、楽天に出店して売上が伸び悩んでいる、広告料の支払いにストレスを感じているそんな方はぜひ試してみて欲しいと思います。

楽天のSEO施策

そもそも、楽天のSEO対策とは、「楽天の検索結果画面で自社の商品を上位表示させること」です。

1ページ目に商品が掲載されることで、ユーザーの目にとまる確率が高くなり、購入率も高まります。そのためにSEO対策が必要とされています。

具体的に楽天のSEO対策には以下のような施策があります。

1、商品名や説明文にキーワードを含める

商品名、PC用キャッチコピー、モバイル用キャッチコピー、PC用商品説明文、スマートフォン用商品説明にユーザーが検索するキーワードを含めることでクリックされやすくなります。ここで重要なことは、ユーザーが調べるであろうキーワードを適切に選定できることです。

2、IDを適切に入れる

楽天にはディレクトリIDとタグIDがありこれらのIDを設置することでジャンルやカラーなどの商品を検索するときに役立ちます。この設定をすることでより具体的な情報をユーザーに届けられ上位表示に繋がることもできます。

3、レビューの獲得

商品のレビューは検索順位に影響するといわれているほど重要です。また、検索キーワードで入ってきたユーザーに対し購入意欲を高めることができるので売上にも影響する部分ともいえます。

上記紹介した以外にも、楽天SEO対策はありますが、今日は上記3つの中でも商品タイトルにキーワードを含めSEO対策した成功事例を紹介します。

成功事例！タイトルを修正しただけで転換率が5%となり売上が向上

今回、理容室アパッシュさんが楽天で販売している理容用品の施策でSEO対策として介入しました。

結果だけみると、今までの転換率は、2%を推移していましたが、1ヶ月で転換率が6%〜4%を推移し売上が40%向上しました。転換率だけでみれば、楽天をはじめてから過去最高の数値です。

一般的に楽天の転換率は

• 一般的な価格の商品（〜5万円）：3%前後
• 高額商品（5万円〜）：1％前後
• 食品系：10％前後

と言われています。

理容師が使うクリッパーは一般的な価格商品となるので、平均値よりも上回っている結果となりました。

そして、ただ転換率が上がっただけではなく売上が前月比40%以上も増加しました。

では、実際にどんな作業をしたのか詳しく説明していきます。

楽天の転換率をあげたSEO対策の手順と考え方

SEO対策は、ユーザーが検索するであろうキーワードを予め商品ページに入れておくことで、掲載している商品がユーザーの目にとまりやすくなります。

キーワードは商品タイトルやディスクリプション 、商品紹介に入れることがより効果的だと言われています。

今回は、キーワードをタイトルにいれる施策を実行していきました。

いきなり作業をするのではなく、マーケティングでは目的・戦略・戦術・実行のフローにそって行動します。

1、現状を把握する

2、目標値を設定する

3、実行する

上記の思考フローにそって順番に説明していきます。

1、現在の売上を分析する

楽天をスタートしてから過去1年の売上、売れ筋商品、客単価、転換率、アクセス数、平均値、流入KWを視覚的にまとめます。

2、目標設定する

ECサイト全般にいえることですが、売上をあげる仕組みとしては、以下の3つの要素どれかをあげるだけで売上につながります。

楽天でいえば、アクセス数✖︎転換率✖︎客単価＝売上

この3つのうち一つだけ数値が上がるだけで売上につながります。

目標設定として考えなければいけないことは、目標売上のために3つの要素の目標数値を出すことです。

例えば、楽天の売上を50万円を目指したい場合

アクセス数、転換率、客単価はそれぞれどのくらいの数値があれば50万円の売上ができるのか数値をだしていきます。上記3つの目標設定をだした後に、どの施策に集中していくのか定めていきます。

ここでのポイントは、今までのデータと比較しながら無理な目標設定になっていないことが重要です。いきなり高い目標を目指してしまうと、実績や自信そして業務の傍らやっているのであれば現実的ではないです。

過去のデータと比較し、ここまでならちょっと背伸びしてできそうという部分を数値として目標値にしましょう。

3、施策を実行していく

目標数値がでたら、目標に対しての施策を実行していきます。今回のアパッシュさんの計画では、アクセス数と転換率に集中して上げていこうという戦略となりました。

そのために、SEO対策を最初に集中して行なっていったわけです。

成果が実際にでた施策はタイトルにKWを含めるというSEO対策です。具体的にどのような作業したのかさらに詳しく紹介していきます。

①流入しているキーワードを洗い出す

楽天の管理画面内に、どんなキーワードで商品が流入されているのかを一覧で抽出できる機能があります。それをコピーし一覧で確認できるようにします。

②狙うキーワードを洗い出す

掲載している商品のカテゴリが楽天内ではどのように検索されているのか調べるツールを使用します。それが「ラッコキーワード」です。

このようにバリカンの検索に対して、ユーザーがどのように検索しているのか俯瞰して確認できます。このキーワードをCSVとしてダウンロードします。

③狙うキーワードを自社に合うキーワードとして選別していく

膨大にあったキーワードをこのように一覧で確認できるよう選別していきます。この時、自社に合うキーワードかを意識しながらひとつひとつ確認します。

④抽出したしたキーワードをタイトルに入るよう修正

①の現在流入しているキーワードと③の狙うキーワードを比較しながらどちらのキーワードが入るようにタイトルを修正していきます。

アパッシュさんを例に、

修正後のポイントとして

• 商品名は英語/カタカナ表記に正しく修正する
• フェードバリカンは今まで流入できていたキーワードとして残す
• 業容バリカンは狙うキーワードとしてあらたに追加
• 正規品、送料無料などユーザーが購入を決定する要素を含める

⑤分析

タイトル修正後、①に戻り流入しているキーワードの一覧を再びデータとして残します。

この時に、見落としたキーワードがないかもしなければすぐにタイトルに含める。

狙い通りに新しく流入できているキーワードがあれば、動向を見守ります。この作業は1週間に1度は確認しておくことをおすすめします。

楽天SEO対策成功の要因

今回のアパッシュさんの楽天の成功事例は、アクセス数を増やす目的でSEO対策を実施しましたが、結果的に転換率に大きく貢献することができました。

楽天通販に入ってくるユーザーは既に購入意欲が高い人です。楽天にきているという段階で、「何か買おう」とほぼ決めているもしくは検討している段階であります。

その人に、適切なキーワードを選定し商品に含めたことで、すぐに合致し購入に至ってもらえたのではと考えています。

楽天の施策は一概に、アクセス数をあげるための施策、転換率をあげるための施策と考えず全体に響く施策として実行していくことが望ましいでしょう。

事例を例に、SEO対策をするだけでも売上に響く施策もできるということです。

即効性がある！楽天SEOとコンテンツSEOの違い

私たちが主サービスとして提供しているコンテンツマーケティングは、コンテンツを書きGoogleの検索上で見込み客を集客することもしています。

今回実行した、キーワードを選定しタイトルに含める部分はコンテンツSEOとほとんど変わりません。

しかし、楽天SEOとコンテンツSEOは一つだけ異なることがあります。それは、即効性です。

SEOコンテンツは、ホームページに掲載しGoogleに評価されるまではやくても3ヶ月または半年以上かかります。（様々な要因が絡みますが）

一方で、楽天SEOは対策した直後に効果が現れやすいことが特徴です。

もし、楽天の売上を上げていきたいと思っているのであれば、最初は時間をかけてでも対策していく価値は十分にあるといえます。

もし、キーワード設計でお困りでしたらプロである私たちにお任せください。

まとめ

今回は、弊社のクライアントでもあるアパッシュさんの事例を元に楽天SEOのノウハウを紹介していきました。この記事が事業の売上に少しでも貢献できればとできる限り詳しく手順を説明しています。

業務の傍ら会社でネット通販をし売上を伸ばしていくには、時間やノウハウも必要です。

もし社内の人的要因が足りないという方は株式会社エレメントにお任せください。

一貫したWEBマーケティングでブランディング、戦略設計、作業実行、ホームページ・ネット通販・店舗集客などあらゆる業種に対応してサービスを提供しています。

私たちを会社のネット担当者の1人としてご相談いただければ、どのようなお悩みも一緒に解決していけるでしょう。

ぜひお気軽にご相談くださいませ。

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