WordPressを使用した自身のWebサイトを持っているものの、なかなか集客できずSEO対策にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
WebサイトのSEO対策を数多く手掛けてきたエレメントでは、掲載する情報やコンテンツの設計を徹底した上でSEO対策を実施することで、Webサイトの成果を大幅に向上させることができると考えています。
専門知識が必要になることもあるSEO対策ですが、WordPressの便利な拡張ツールであるプラグインを上手く活用することで、初心者の方でも簡単に設定することができます。
この記事では、WordPressを使用したWebサイトのSEO対策を手助けするのにおすすめのプラグインを7つご紹介します。
WordPressを使用したWebサイトのSEO対策やプラグイン選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
SEO対策の基本設定ができる統合型プラグイン
Webサイトの基本的なSEO対策には、適切なタイトルタグの設定やメタディスクリプションの記述など、必要な項目がたくさんあります。
技術的な知識がないと、すべてを自力で設定するのは大変かもしれません。
この章で紹介するプラグインを使用することで、WordPressの管理画面から必要な項目を簡単に設定することができます。
「All in One SEO Pack」SEO対策する上で欠かせない
All in One SEO Packは、統合型SEO対策プラグインの中でも代表的なプラグインです。
タイトルタグやメタディスクリプションの設定ができることはもちろん、SEO対策には欠かせないXMLサイトマップを生成することも可能です。
後述のYoast SEOと比較すると、Google Analyticsと連携することができたり、システム面の設定をWordPress上で変更することができる点がメリットです。
特にテーマファイルを編集することなくGoogle Analyticsを導入できるのは大きな利点のため、プログラミングの知識がない方はこの機能を使うのがおすすめです。
「Yoast SEO」内部SEO対策に効果的
Yoast SEOも非常に人気の高いSEO対策プラグインで、先ほど紹介したAll in One SEO Packと同様の機能を使用することができます。
さらに、パンくずリストのカスタマイズや設定をすることも可能です。
また、投稿ごとに文章の読みやすさや内部リンクの有無なども解析してくれるため、よりコンテンツマーケティングに力を入れたい場合に便利です。
表示速度の改善に役立つプラグイン
SEO対策において忘れてはいけないのが、Webサイトの表示速度を最適化することです。
長くWebサイトを運営しているうちに、画像などの容量が嵩みパフォーマンスが落ちているということもあるでしょう。
ファイルやデータを最適化することで表示速度が改善され、ユーザー体験を損なわないWebサイトにすることができます。
「Converter for Media」画像を多く使用するサイトならこれ
WordPressのメディアライブラリにアップロードされたJPG形式やPNG形式の画像を、WebP形式に変換できるプラグインです。
面倒な変換作業を自動化して、WebP形式に対応していないブラウザでは元の画像を表示するため、表示崩れが起きることもありません。
同じ画像でも、JPGからWebPに変換することで92%ほど圧縮できる例もあります。
画像を多く使用しているWebサイトであれば、導入するメリットが大きいでしょう。
「WP Fastest Cache」キャッシュを改善
WP Fastest Cacheは、Webサイトのキャッシュを有効化して、ユーザーが二回目以降にそのサイトを訪れた際の表示速度を高速化してくれるプラグインです。
日本語にも対応しているため、設定項目もわかりやすくなっています。
Webサイトに変更を加えたときなどは、古いキャッシュが残っていると表示崩れを起こす可能性があるため、忘れずにキャッシュを削除しましょう。
画像をWebP形式に変換しても表示速度が遅いと感じる場合には導入を検討してみてください。
ユーザーの離脱を防ぐためのプラグイン
SEO対策をするにあたり、離脱率や回遊率は無視することができない指標です。
Webサイトに訪問してくれるユーザーの検索ニーズに沿ったコンテンツを提供することで、離脱を防ぎサイト内の回遊率を高めることができます。
「Easy TOC」目次を自動で表示
Easy TOCは、記事の冒頭に自動で目次を生成してくれるプラグインです。
検索結果から流入してきたユーザーが初めに目次を確認することができれば、自分の気になるコンテンツがその記事に含まれるかどうか、すぐに判断することができます。
目次がない場合、記事を順番に読んでいくことが面倒になって離脱されてしまう可能性が高まります。
Easy TOCは、目次の見た目や生成する基準も細かくカスタマイズすることができるので、Webサイトのデザインや記事の内容に合わせて設置することが可能です。
情報量が多い記事を投稿している場合やコンテンツマーケティングに力を入れたい場合は、導入してみるとよいでしょう。
「WordPress Popular Posts」人気記事を自動で表示
WordPress Popular Postsは、記事の閲覧数をカウントし、人気記事ランキングを生成してくれるプラグインです。
注目の記事をユーザーに提示することでユーザーが情報を探す手助けとなり、サイト内の回遊率を高めるのに役立ちます。
期間や計測するカテゴリーをカスタマイズすることで、よりユーザーの検索意図に沿ったランキングを設定することも可能です。
管理画面の統計情報から人気の記事の傾向を知ることで、今後のコンテンツ制作のヒントも得られるかもしれません。
「Redirection」リダイレクトに便利
Webサイトを運用していると、記事を非公開にしたり、複数のページを1ページにまとめたりすることもあると思います。
そのような場合に、古いページに訪れたユーザーが404ページやトップページにリダイレクトされてしまうと、ユーザーは知りたかった情報を得ることができず、そのサイトから離れてしまうでしょう。
通常は.htaccessファイルなどを編集して、正しいページにリダイレクトさせる必要がありますが、書き方や設置箇所が複雑で、設定を誤ると不具合が発生する恐れがあります。
Redirectionを使用することで、WordPress上でどのページからどのページにリダイレクトをするのか簡単に設定することができます。
ユーザーが目的のページに辿り着けず離脱してしまうことを防ぐほか、リダイレクトを適切に設定することで古いページのSEOの評価を失わずに保つことが可能です。
プラグインを活用してWebサイトのSEO対策を強化しよう
WordPressのSEO対策をサポートするのに役立つプラグインを7つ紹介しました。
- Yoast SEO
- All in One SEO
- Converter for Media
- WP Fastest Cache
- Easy TOC
- WordPress Popular Posts
- Redirection
これらのプラグインを活用することで、複雑な知識が必要なSEO対策をWordPress上で簡単に実施することができるので、ぜひ気になるものから使用してみてください。
しかし、使用するテーマや他のプラグインとの干渉などによって不具合が発生する可能性もあるため、プラグインを設定する前には忘れずにバックアップを取っておくようにしましょう。
今回紹介したプラグインは、実際にエレメントで制作するWebサイトでも使用しているものからセレクトしています。
エレメントでは、Webサイトの目的や他のプラグインとの相性なども考慮して最適なプラグインを選択し、効率的に最大限のパフォーマンスを出す制作を行なっています。
詳しくはサービスページをご覧ください。