「司法書士法人第一事務所の札幌債務整理相談センター」様は、札幌市で債務整理業務を行う司法書士事務所です。コンテンツマーケティングとリスティング広告の併用により、問い合わせ数が5件から40件まで増加しました。このインタビューでは司法書士の神沼 博充 様にお話をいただきました。
コンテンツマーケティングを導入する前の悩み
コンテンツマーケティングを開始する以前(2010年頃)は、コンサル会社の提案でリスティング広告のみを運用していました。
当時はリスティング広告のライバルもあまりいない状況でしたが、徐々に競合が増えて広告費が上昇し、ユーザーニーズが細分化して細やかな対応が難しくなってきて、最終的には月に50万円以上の広告費をかけても10~20件程度の問い合せを得るのがやっとの状態になりました。
それに加えて、自社サイトが検索上位になかなか表示されないのも大きな痛手でした。すでにお悩みのお客様は、「地域名×業種名」で検索して上位の司法書士事務所に流れていることは明確でした。SEO対策を行って検索上位に来ないと、大手事務所には勝てない。それはわかっていたのですが……。しかし、SEOの知識を深める時間も手間も取れませんでした。
膨れ上がる広告費とSEO対策の不足。だんだんとWEBサイトやリスティング広告の有用性が低下していると思うようになりました。
コンテンツマーケティング開始後の変化
エレメントのコンテンツマーケティングサポートを依頼したのは2019年のことでした。これをきっかけに、WEBサイトのリニューアルも行いました。
WEBサイトのリニューアルとコンテンツマーケティングの実施により、半年と経たずに「地域名×業種名」の検索キーワードで3位以内を取ることができました。
入れ替わりの激しい業界ですから、検索順位は上下することもありますが、それでもこの検索ワードだけでもWEBサイトへの訪問者数がかなり増加しましたね。
さらにMEOについても、「地域名×業種名」でほぼ1位を獲得することができ、SEO、MEOともに上位表示を達成することができましたね。
結果的に問い合わせ数も広告経由以外のWEBサイト流入がかなり増えたため、今では当初のリスティング広告の予算を1/5程度まで下げることができています。
コンテンツマーケティングを取り組んでよかったこと
以前はリスティング広告からの問い合わせが非常に多かったのですが、コンテンツマーケティングを始めてからは広告以外からでも問い合わせをいただくことが増えました。
作成したブログコンテンツから問い合わせボタンがクリックされているのは嬉しかったですね。広告と違う費用のかからないコンテンツの成果だなと実感できました。
「今後は広告費の削減をすることができるかもしれない」という考えが持てるようになったのは、当時では考えられない変化です。中長期的な施策ではありますが、コンテンツが資産となって集客してくれているので、非常に助かっています。
これからコンテンツマーケティングに取り組む方へのアドバイス
広告費というのは、要は変動費ビジネスのスタイルですよね。集客=売上をあげるためには、広告費を上げ続けなければいけません。つまり、低リスクですが、売り上げが伸びても経費が増え続けるので、低リターンとなります。長期的にみると損です。
しかし、コンテンツマーケティングというのは、固定費型のビジネススタイルです。コンテンツ制作=コンテンツマーケティング専門家を雇うということは、すぐに集客、売上に直結はしませんが、コンテンツがSEOで集客しはじめて資産化してくるので、一度この固定費を上回る集客ができると、大きなリターンが見込めます。
このように、エレメントさんはマーケティングのポイントをおさえてサポートしてくれるので、現在は、リスティング広告と、コンテンツマーケティングのハイブリットな方法で運用してくれます。
コンテンツマーケティングにはコンテンツマーケティングの利益をだすコツ、仕組みがありますので、やはり専門家に依頼することをお勧めします。
おわりに
神沼様、インタビューにご協力いただきありがとうございました。
司法書士第一事務所 札幌債務整理相談センター様は、コンテンツに対して一緒になって前向きにご協力いただき、その良い関係性が成果に結びついたと感じています。
WEBサイト運営で問い合わせ数に悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
- URL:https://www.e-saimuseiri.jp/
- 業界・業種:士業債務整理
- ジャンル:コーポレートサイト
- デバイス:PC/スマートフォン
問い合わせを増やしたいときに広告費をかければ一定の訪問者数を確保できますが、一度ブログを作ってしまえば費用のかからない集客サイクルが生まれます。コンテンツマーケティングは体力と時間がかかりますが、長期的に考えると広告費を削減できる良い施策だと思いますよ。