みなさん、こんにちは!
札幌で、マーケティング会社を経営する傍ら、大学でマーケティングのゼミも担当している ㈱エレメント代表の今井です。
当社の詳しい業務内容などについてはこちらのページをお読みください。
今日は、学生のみなさんがほとんど知らない仕事、だけど、めっちゃ「稼いでいる方(笑)」の仕事を紹介しようと思います!
みなさん、「外構」というお仕事を知っていますか?
エクステリア、という言葉は聞いたことありますよね?
建築・【エクステリア】とは、家のまわり、外の空間全体のことで、見た目、デザイン性が重視されることが特徴です。
一方、【外構】とは、エクステリア(家の外回り)に設置される石や木、カーポートや塀など、家の外のデザインや利便性を向上させる設置物、構造物を指します。

その外構という業界で、いま、とてもご活躍の、浄土(じょうど) ひかる さんに、お仕事のこと、お仕事への素晴らしい姿勢などを聞く機会があったので共有したいと思います。
浄土さんは、緑のある、おしゃれな外構デザインの提案などで、毎年指名が増えており、個人の住宅案件だけでなく大手企業からも、「当社の店舗まわりもおしゃれにしてほしい!」と、お声がかかる人気のデザイナーさんです。
まだ30代、そして、女性ということで、業界的に若手なイメージで見られることもあるそうですが、いわゆるインフルエンサーっぽい方ではまったくなく、外構デザインというジャンルで、建築家や職人からも専門的な知識や経験、実績から厚い信頼を築いている方です。
AIの登場などで駆逐されるホワイトカラーとは一線を隠す、現場にも顧客にも必要とされるプロフェッショナルなお仕事を知る機会になると思い、今日は、外構デザイナー:浄土ひかるさんのお仕事、そして、お仕事の姿勢、考え方をご紹介します。
なにより・・・めっちゃ売上が高い会社さんなので(笑)、学生にも夢のある職業かと思います!
今回は、㈱キイロさんのWEBサイトの管理運営をサポートさせていただく中で、何度かインタビューする機会があり、
彼女のイチ起業家、イチ職人としての言葉は、起業を目指す学生にもぜひ聞いてほしい!と思うことがたくさんあり、インタビューの中から切り取ってみましたので、ぜひ、彼女の言葉と、解説を併せて読んでみてください。
起業する前に聞けていれば!そんな珠玉の言葉を集めてみました!
1. 「経営者のスピード感に合わせる」ことで信頼を生む
浄土さんの言葉:
「私はせっかちな性格なので、連絡したときに的確な答えがすぐ返ってこないと、ちょっと嫌なんですよね(笑)比較的経営者のお客様とは、テンポとか仕事に対する温度感が合い、スムーズにお打合せが進むことが多いですね。 」
「あるお客様は建築関係のお仕事をされていて、私たちの業界のこともすごく詳しい方でした。
その中で、専門的な知識がないと答えられないような質問や投げかけもいくつかあったんですけど、契約前の段階から、同じようなスピード感でご提案したり、すぐにお答えできたことで、「何かあったときにも、ちゃんと対応してくれそう」と思っていただけたみたいです。
あとは、仕事のテンポや感覚が自分と合いそうだと思っていただけたことも、契約の決め手だったと聞きました 」
今井の解説:
小さな会社の武器としては「レスポンスの早さ」も大切です。経営者にせっかちな人は多いです。
相手と同じ熱量とスピードで返すことで「この人は信頼できる」という信頼感に繋がります。レスポンスだけではなく、リズム、テンポ、そんな会話の中で相手の力量や専門知識を図れることもあるので、なによりも良く学ぶこと、みなさんもまずは、圧倒的な知識を得ることの大切さが少しでも伝わればと思います。
2. コンプレックスや先入観は、圧倒的な実力・行動力で引っくり返す!
浄土さんの言葉:
「女の子一人でやっているんでしょ?」みたいなことは、けっこうよく言われるんです。
でも実際には、長くお付き合いのある方から頼っていただける場面もあります。私たちが入る前の住宅工事の内容を確認して、必要があれば外構側で修正したり、納まりを整えたりすることもありますし、家の建築と外構は別々の会社が担当することが多いので、その間をつなぎながら、さらに良くするためのご提案をすることもあります。
そういう専門的なやり取りを重ねていく中で、「ちゃんと分かっているんだな」と思っていただけて、少しずつ信用してもらえることが多いです。→整えすぎでしょうか(笑) 」
今井の解説:
「女性だから」「若いから」と、ビジネスの世界では最初は過小評価されたり、軽く見られたりすることがあります。しかし、それを言い訳にせず、淡々と的確な知識と誠実なやり取りを積み重ねたり、別の業者のカバーまで実行すれば、その先入観は「実力があるプロ」への深いリスペクトへと変わります。
すべてのハウスメーカーは、家のまわりの外構まで考えて、おしゃれに、綺麗に工事してくれるわけではありません。建ててみたら、家の周りとうまく調和しないということはよくあります。外構が出来る前に居住していくので、住んでみた後のハウスメーカーへの不満や不便を浄土さんが対応することもあります。
そんなときに、「外構以外はうちと関係ありません」と、言わずに対応を考えてくれるのが強いファンを作っているのではと感じました。
3. 【相手に伝わる言葉を使い分ける】
浄土さんの言葉:
「ご主人には、ご主人が理解しやすくて話が早い言葉で。奥様には、奥様がイメージしやすい言葉で。それぞれに合わせて話し方を変えるようにしています。
業界用語や短縮した言葉を使ったほうが早い場面もあるんですけど、分からない人を置いていってしまわないように、そういう言葉は極力使わないようにしています。 」
今井の解説:
難しいビジネス用語や専門用語をドヤ顔で使うのは論外ですが、慣れてくるとどうしても何気に専門的な言葉が出てしまいます。でも本当に優秀な人は、その業界の知識がない人(事例では経営者の奥様)にも完全に伝わる言葉で話します。決定権を持つキーマンだけでなく、その周りにいる家族やチーム全員が理解できるように噛み砕いて説明する優しさと誠実さが、結果として相見積もりなしで選ばれる理由になったかもしれません。
根底には気遣い。というものがいかに大切なものかを学べますね。
4. 大手には真似できない「一括窓口」という贅沢な価値
浄土さんの言葉:
「今、全部自分で担っているので。(中略)一括してるっていうのが、(中略)窓口が一つというのも、話が早くてお客様にとっては魅力なのかなと思います。 」
今井の解説:
大手企業は効率化のために分業(デザイン、営業、現場管理がバラバラ)になりがちです。しかし顧客からすれば「話が通じない」「窓口が多くて面倒」というストレスになります。浄土さんのように「私が最初から最後まで全部面倒見ます!」という一括窓口は、小回りの利く個人や中小起業家だからこそ提供できる価値となります。
あと、優秀な学生の子たちは、まず、安定を求め、大手企業をはじめの就活先に選びますが、大手企業に務めると、こういった付加価値で、大手企業の社員よりも何倍も収益をあげることが出来るなんて気が付きもしないものです。
業界を大手が占めているレッドオーシャンだ!みたない場所でも、中小企業にとってブルーオーシャンのような市場はいくらでも存在します。
5. 最高の営業マンは、日頃からリスペクトし合う「現場の仲間」である
浄土さんの言葉:
「職人さんが、私のことをお客様に褒めてくれたことがあったみたいで。しかも、ちょっと大げさに「一生ついていきます」みたいなことまで言っていたらしくて(笑)。
お客様からすると、チームで同じ方向を向いて仕事をしている感じがして、かなり前向きな印象を持っていただけたと聞きました。 」
今井の解説:
社内や外注パートナーとのマネジメントが素晴らしいと、それがそのまま顧客への強力なアピールになります。
浄土氏が現場の職人さんたちを大切にし、リスペクトし合っているからこそ、職人さんがお客様の前で「うちの社長(デザイナー)は最高なんですよ」と自発的に宣伝してくれるのです。
チームの「一体感」「信頼」こそが、お客様を感動させるブランディングの要素かもしれませんね。

6. 「なぜ私に頼んだんだっけ?」とお客様に1秒も疑わせない責任感
浄土さんの言葉:
「残念な仕事をして、なんで私にお願いしたんだっけ?ってお客さんが思う日が来たら嫌だなって。」
今井の解説:
浄土さんが活躍し、選ばれ続けている本質がこの一言に詰まっています。プロフェッショナルとして恐れるべきは、【信用、信頼を失うこと】です。
お客様に「この人に頼んだのは失敗だったかな…」と一瞬でも後悔させたくない。この強い責任感があるからこそ、日々のこまめな仕事の手を抜かず、一切の妥協をしない。このマインドセットこそ、これからビジネスを始める学生の皆さんに一番にインストールしてほしい言葉です。
サラリーマンであっても、自分のお客様に誠実に向き合うことができない人は、起業はもちろん、社会で活躍することは絶対にありません。
札幌市の学生の多くは知らない、外構工事、デザインというお仕事でご活躍の浄土さん。厳しいプロフェッショナルにお話を聞けたことは、わたし自身を鑑みる成長のきっかけにもなり、本当に良かったです。
また、こんなにデザインや環境に配慮した仕事で、お客様から直接「ありがとう!」と喜んでもらえる面白い仕事があることを知れたのも良かったですね。
今井のまとめ
ぼくはリスクを取ることの大切さをよく学生に話しますが、大企業の良さもあるし、ベンチャーや起業の良さもあるので、どっちが良い!と勧めているわけではありません。
ぼくがここで伝えたい一番大切なことは、選択肢をしっかり持つこと、そして、いろんな業界の人に話を聞き自分に本当にあった価値観や目的、人に出会うことです。
大手企業に勤めても、大卒の3割は3年以内に退職しているそうです。
AIの登場でこれからますます起業が増えると予想されます。
こんな世の中だからこそ、よく見聞するような人気業界(レッドオーシャン)ではなく、自分にあった仕事、考え方、価値観の合う素敵な人と働くことを考えてほしい!と思います。
ぼくは、正直、浄土さんとお仕事するまで、外構という仕事も知らなかったし、こんなに1人で売り上げもあるんだー!という感動もなかったです(笑)
興味がある学生は、キイロさんの事務所見学も出来ますので、ぜひゼミや、当社に会社見学やインターンに来てください。
以上です!
㈱キイロ 浄土さんの基本情報をかんたんに・・・
浄土ひかるさんは、札幌市の外構デザイン施工会社を経て2021年に起業。「緑のある暮らしをデザインする」を掲げ、顧客の人生に寄り添うオーダーメイドの外構デザイン(庭づくりなど)をする女性経営者です。
これまでの造園業、外構業者とは一線を画す、「社会的意義(パーパス):価値観」~「緑のある暮らしをデザインする」を軸に、空間設計と豊かな感性を掛け合わせ、札幌から新しいライフスタイルを発信し続ける新世代の起業家

