日々、クライアントのWEB戦略を練り、目標達成に向けてチームで試行錯誤する中で、「どうすれば組織としてもっと圧倒的な成果を出せるのだろうか?」と迷うことや、
組織のリーダーやマネージャーの立場では、「社長も従業員もみんなが同じ熱量で仕事に向き合うことは本当に実現できるのだろうか?」と悩むこともあるかと思います。

実は先日、私自身の「目標達成」や「モチベーション」に対する価値観を根本から覆し、ハッとさせられる動画に出会いました。それは、あるプロ野球球団に行われた組織コーチング研修の動画です。
この動画で語られている「人間の原理原則」に基づいた組織論は、単なるマインドセットの話にとどまりません。
私自身、この考え方をもっと社内全体に強く浸透させたい、そして、限界を突破する組織文化をみんなで創り上げていきたいと本気で思っています。
本日は、その動画から学んだ「真のゴール設定」の重要性と「エフィカシー(自分ならできるという自己効力感)」の高め方についてお伝えします!
自分やチームを、何か変えていきたいとやる気にみなぎってるそこのあなた!!!
とにかくこの動画まず見てください!!!!!
なりたい自分に生まれ変われるきっかけがここにあります。
あなたは「モチベーション」の本当の意味を知っていますか?
「よし、モチベーションを上げて今日も頑張ろう!」
ビジネスの現場でよく耳にする言葉ですが、実はこの「モチベーション=現状から頑張ろうとする向上心」という認識は間違っていると動画では指摘されています。
モチベーションの本来の定義は、「今のコンフォートゾーン(安心・安全な領域)」を維持し続けようとする力」のことです。

ん?コンフォートゾーン?なんだそれ…
大丈夫です。動画内では、分かりやすく例を用いて丁寧に教えてくれてます。
①:急に借金を抱えた状態に陥った例のモチベーションの解説

例えば、現在の貯金が100万円の人が、いきなりマイナス1000万円の借金を背負ってしまったらどうなるでしょうか?
今の仕事を変えてでも、なんとしてでも借金を返し、元の「貯金100万円の安心できる状態」に戻そうと死に物狂いで行動するはずです。
このように、自身の置かれた安心・安全な現状(貯金100万円の状態)から乖離した瞬間(借金1000万円の状態)に、無意識に元に戻そうとして自動的に生まれる強力な力こそが、モチベーションの正体なのです。
つまり、モチベーションとは「現状から頑張ろうとする向上心」ではなく、「今いる心地いい状態(コンフォートゾーン)を維持しつづけようとする力」だということ。
さらに分かりやすく、次の例を見てみましょう。
②:サウナと体温に例えたモチベーションの解説

人間は、体温を常に「36度台(安心・安全な状態=コンフォートゾーン)」に維持しようと機能しています。これは意識して行っていることではありません。
それが、100度近いサウナに入ると、体温が急激に上がりそうになり、体温36度台のコンフォートゾーンから大きく外れそう(乖離しそう)になります。
すると、無意識的に「元の36度台に戻そう(維持しよう)」と強く働き、意識しなくても勝手に大量の汗をかいて体を冷やそうとします。
さらに、40度の真夏のビーチにいる時よりも、100度のサウナにいる時の方が、コンフォートゾーンからの乖離(温度差)が大きくなるため、身体の反応としてもより元に戻そうとする力が強力に働き、結果としてたくさんの汗をかきます。
このように、動画内では、「コンフォートゾーン(安心・安全な状態)から外れた時に、無意識的に元の状態に戻そう・維持しようと働く強力な力」こそが、モチベーションの真の正体であると説明しています。
ただ「やる気を出そう」と意気込んでも、人間の本能(無意識)は「今いる環境や状態から変わりたくない」と現状維持を強く望んでいるため、劇的な変化を起こすことはできないのです。
と、ここまでモチベーションの定義について、具体例を用いて解説しましたが、私の言語化では、このあたりが限界のようです。。
わかりにくいと思う方は、ぜひ動画で、モチベーションの本来の定義を確認してみてください。もっと分かりやすく解説してくれてます。。。汗
常識を破壊せよ!「今のままでは達成し得ない」ゴール設定の魔法
では、現状維持の本能を打破し、モチベーションを「未来の成長」へと向けるにはどうすればいいのでしょうか?
その答えが、「今のままでは達成し得ないゴール」を設定することです。
5秒間のうちに手を100回叩くにはどうすればいい?
動画内では面白い実験が行われていました。参加者に「5秒間で手を20回叩いてください」と要求すると、全員が簡単に達成しました。
しかし次に、「5秒間で100回叩いてください」という到底無理に思えるゴールを突きつけます。すると、最初は誰もが「無理だ」と諦めかけますが、強烈なゴール設定からパワーをもらうことで思考が変わり始めます。

結果として、「5人で一人の手を一斉に叩く」や「指をバタバタさせて音を鳴らす」といった、今までの「手は一人で普通に叩くもの」という前提条件(コンフォートゾーン)を完全に破壊した革新的なアイデアが次々と生まれたのです。
「達成可能な目標」を設定していては、今までのやり方(行動)を変えるだけで、前提条件は変わりません。
しかし、現状の延長線上にはない高いゴールを設定することで、私たちの脳の盲点が外れ、画期的なプロセスが書き換わり、圧倒的な成長率を獲得することができます。
「やる気」だけでは足りない。限界を突破する「や”れ”る気(エフィカシー)」
いくら高いゴールを設定しても、心の底で「どうせ無理だ」と思っていては意味がありません。そこで最も重要になるのが「エフィカシー」です。
エフィカシーとは、「自分(たち)なら絶対にゴールを達成できる」という、未来への強い自信や「や”れ”る気」のことです。

この最大の特徴は、他者の評価に全く左右されない「自己能力の自己評価レベル」であるという点です。周りから「お前たちには無理だ」と言われても、「いや、俺たちなら絶対にやれる」と本気で確信している状態を指します。
この「や”れ”る気」がチーム全員に浸透している状態(集団的エフィカシー)になると、奇跡が起きます。
「ゴールを達成している未来の姿」こそが本来の自分たちだ(未来に自分のコンフォートゾーンを置く)と脳が錯覚し、達成できていない現状に対して違和感(絶望)を覚えるようになるのです。

その結果、「こんな現状にいるのはおかしい、早く未来(ゴール)に到達しなければ」という、自動的かつ永続的な強烈なモチベーションが働き続ける組織へと進化します。
チームのエフィカシーを爆発させる4つのアクション
では、自分たちの会社でもこの「やれる気」を高め、最強のチームを作るためには具体的に何をすべきでしょうか? 動画では以下の重要な取り組みが挙げられています。

各自の「強み」にフォーカスし、エフィカシーの高い領域を任せる
苦手なことを克服させるより、メンバー一人ひとりの「強み(得意な領域)」をフル活用できる配置にするだけで、チームの出力とエフィカシーは爆発的に上がります。
リーダーが圧倒的なエフィカシーを持ち、熱量で引っ張る
エフィカシーは伝染します。組織を牽引するリーダー自身が「俺たちなら絶対にできる」と確信し、その熱量でチームの空気を作ることが絶対条件です。
エフィカシーを奪う「ネガティブセルフトーク」を撲滅する
「お前には無理だ」といった否定的な言葉は、組織のエフィカシーを最も奪います。相手の可能性を信じ、自信を育む前向きな言葉を意図的に使い続けることが不可欠です。
「Why」ではなく「How」のフィードフォワードを徹底する
失敗した時に「なぜ(Why)失敗したんだ」と過去を追及すると、脳が失敗を追体験し、思考が停止してしまいます。
代わりに、「どのようにしたら(How)目標を達成できるだろうか?」と未来の改善に向けた問いかけ(フィードフォワード)を行いましょう。
言葉が組織の未来を創る。自分たちの会社を「奇跡の組織」へ
人間の脳は「言葉」に支配されており、言葉がなければ思考すらできません。だからこそ、チーム内で飛び交う「言葉・発言の質」が、そのまま「組織の思考の質」になり、やがて組織のカルチャーを創り上げます。

(↑ここの定義も動画内で分かりやすく解説されているのでぜひ見てみてください。)
私たち株式会社エレメントも、ただ目の前のタスクをこなすだけの集団ではなく、「今のままでは到底達成し得ないワクワクするゴール」を全員で共有し、「私たちなら絶対にやれる!」と心から信じ合える組織を目指していきたいと強く思っています。
お互いの可能性を誰よりも信じ抜き、「どのようにしたらできるか?」という未来に向けた言葉を使い続けること。
この価値観を社内の隅々まで浸透させることができれば、チームは必ず圧倒的な成果を生み出す「奇跡の組織」になれると確信しています。
明日からの業務、いや、今この瞬間から、私たちの使う「言葉」と「ゴール設定」を変えて目標達成のために今日も情熱を注いでいきましょう!

