「周りのみんなはどんどん内定をもらっているのに、自分は何がしたいのかわからない」
「SNSを開けば就活の正解ばかりが溢れていて、見れば見るほど焦ってしまう」
就職活動中の学生の皆さん、一度はこんな風に感じたことはありませんか?
かつての私は、毎日スマホから浴びるように情報をインプットし、「将来何をすればいいのかわからない」と息苦しさを抱えながら、ただ周りに流される日々を送っていました。
そんな状態だった私が、今では目の前の仕事に深く没頭できるようになり、自分の「本当にやりたいこと」を見つけて進めるようになりました。
その変化の鍵は、自己分析ツールを回し続けることでも、ガムシャラに行動することでもありませんでした。
あえて立ち止まり、自分自身と向き合う「余白」の時間を作ることだったのです。
今回は、私が息苦しさから抜け出すきっかけとなった、エレメントに勤めるルリ子さん主導の「自分をチューニングする技術」について、社内でセッションを主導するルリ子さんの声を交えながらお届けします。
ルリ子さんは、高校やフリースクールで傾聴を経験されており、10年前から瞑想を習慣にされています。現在エレメントで経理、総務、人事として働き、バックオフィスとして働く人のサポートを業務面、精神面からしています。
情報を浴び続けると「自分の考え」が消えていく
現代の私たちは、常に受け身で情報をキャッチしてしまう環境に生きています。電車に乗っても家に帰っても、TikTok、YouTube、Instagram。特に目的もなく、無限に見てしまい抜け出せずに時間が経ってしまう。
ルリ子さんは、この「情報過多」のリスクについてこう警鐘を鳴らします。
「何かあったらすぐスマホを見ちゃったり、情報は受け身で入ってきちゃうじゃないですか。そうすると、自分の考えがなくなっていきやすいですし、流されやすくなる。AI時代に一番大事になってくる『クリエイティブさ』がなくなっていってしまうと思うんです」
検索すればすぐに答えが出る時代。特に今はネガティブな情報も多く、それに引きずられてしまう若者も少なくありません。情報の波に飲まれず、自分の頭で考え、心から納得できるキャリアを選ぶためには、「自分自身(OS)を整える時間」が不可欠だとルリ子さんはおっしゃいました。
「自分をチューニングする」5つのステップ
「ベンチャー企業」と聞くと、寝る間も惜しんでガムシャラにタスクをこなすイメージがあるかもしれません。しかし、エレメントは違います。ビジネススキル(アプリ)をインストールする前に、働く人間の心身(OS)を整えることを大切にしています。
ここからは、私も参加させてもらい、実際に社内で行われているルリ子さん主導の「自分を振り返るチューニングの時間」の様子をご紹介します。単に目を閉じるだけでなく、他の社員の方などとの他者との対話を交えた実践的な5ステップです。
このチューニングの大きな特徴は、他者との対話による「日々の振り返り」と「瞑想」を組み合わせている点です。情報過多な日々の中で瞑想を取り入れることで、頭のノイズを静め、自分自身の内面に深く集中する効果があります。単に目を閉じるだけではない、実践的な5つのステップを見ていきましょう。
- 現在地のシェア(チェックイン) いきなり目を閉じて静寂に入るのではなく、まずは参加者一人ひとりが「今の自分の状態」を言葉にして伝えます。今の悩みや抱えている感情を声に出し、カウンセリングのように共有し合うことで、自分を客観視(メタ認知)します。この対話のプロセスがあるからこそ、その後の瞑想に深く入ることができるのです。
- 身体の緊張を手放す(ストレッチ) パソコン作業や日々のストレスで無意識にこわばっている身体の力を、ストレッチを通して物理的に抜いていきます。
- 呼吸に集中する(瞑想) 心と身体の準備が整ったところで、瞑想に入ります。徐々に身体から力を抜き、ただ静かに呼吸に意識を向けます。雑念が浮かんでも「今、こういうことを考えているんだ」と気づきに変え、また呼吸に戻ることで、自分自身に深く集中していきます。
- 自分の心からの願いを突き止める 呼吸が整い、頭の中のノイズが消えた状態で、自分の「理想の姿」を思い浮かべる時間を持ちます。周りの声や情報に惑わされないクリアな心で向き合うことで、自分が本当に望んでいることを言語化していきます。
- 変化の共有(チェックアウト) 瞑想を終えた後、どんな感覚になったか、何を感じたかを再び参加者同士でシェアし合います。

自分の悩みを人に話すのが苦手で、つい一人で抱え込んでしまう私ですが、この空間では不思議と、今苦しんでいる課題や本音を自然と打ち明けることができました。また、他の社員の方のリアルな悩みや特性に触れられたことで、心理的安全性が高まり、その後の業務でも協力しやすくなったと感じています。何でもAIに相談して自己完結してしまいがちな今の時代だからこそ、こうして生身の人間同士で弱さや感情を共有し合う時間が、働く上での大きな安心感に繋がっています。
劇的に変わる「短期的な集中力」と「長期的なキャリアの軸」
この習慣を取り入れることで、仕事や人生にどのような変化が起きるのでしょうか。私自身もこのセッションを通じて、とても効果を実感しています。
【短期的な効果】圧倒的な集中力とストレス耐性
私の場合、日々の業務(記事作成や事務作業など)において、「他のことに気が逸れなくなる」という明確な変化がありました。目の前のタスクに深く没入できるようになり、作業の精度が向上。さらに、突発的なトラブルやストレスに対しても、心がブレずにタフに対応できる感覚が身につきました。
【長期的な効果】「心から望むこと」の言語化
これが最も就活生に伝えたいポイントです。瞑想によって頭がクリアになった後、自分の「理想の姿」を思い浮かべる時間を持ちます。すると、ノイズが消えた状態だからこそ、「自分が心から望んでいること」がスルスルと言語化できるのです。結果として、私も長期的な目標やキャリアの方向性、日々の暮らし方の「ブレない軸」が明確になりました。それによりどう就活を進めていけばいいかという軸も出来上がり、余裕を持って就活をできるようになりました。
ルリ子さんも、瞑想によって「自分が今満たされているかどうか」に気づけるようになり、過酷な状況でも自分を保つための大きな「軸」になっていると語ります。
消費されるのではなく、自分を大切にしながら働く
「就職したら、仕事漬けでメンタルがすり減ってしまうのではないか」 そんな不安を抱えている学生のみなさん。
会社は、あなた自身を消費する場所ではありません。エレメントには、ただタスクをこなすだけでなく、こうして「自分自身をチューニングする時間」を大切にし、互いの本音を共有できるカルチャーがあります。
自分と向き合うための第一歩に参加しませんか?
9月30日(土)18:30−20:00、北大汝羊寮で、自分自身を見つめる時間、メタ認知についての勉強会をルリ子さんにやってもらえることになりました!参加したい方は、直接こちらの会場に来てください。
https://maps.app.goo.gl/Ru6J2rsqJWotcnMG9?g_st=ic
周りに流されて無理に走り続けるのを一度やめて、私たちと一緒に「自分と向き合う技術」を身につけませんか?
