観光マーケティングはプロジェクトが大きい上、何から手をつけたらいいかわからないと現場で悩む方も多いでしょう。
ネット上で調べるのも一つの手ですが、書籍からも多くを学べます。成功事例や現場で苦労、施策などネットには書かれていない情報があるのが本です。
私も観光マーケティングの専門家として数々の本を参考にさせていただきました。
その中で今回は、読みやすい・学びやすい・観光マーケティングってやっぱり面白い!
と思えるものを3冊厳選したので、ここに紹介します。
1. 大逆転の発想が地域全体を変えた「スキー場は夏に儲けろ!」
長野県白馬岩岳マウンテンリゾートの観光マーケティングの話。
スキー場の集客に悩み、地域の資源を見つけだし磨き上げた結果、夏も観光客が溢れるスポットに変更した成功ストーリーが書かれています。
著者がマーケティング関係の仕事をされていたようで、同じ立場である客観的な視点も参考になりました。
- スキー場の集客にお悩みの方
- 観光マーケティングの施策を知りたい方
- 観光マーケティングとはを学びたい人
- 地域の人と協力して観光マーケティングを盛り上げていきたい現場の人
書籍名 | スキー場は夏に儲けろ!: 誰も気づいていない「逆転ヒット」の法則 |
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著者 | 和田 寛 |
発売日 | 2022/11/11 |
金額 | 1,760円 |
Kindle版 | 1,584円 |
2. 町にある資源を探すことの大切さを学べる「そうだ、星を売ろう」
長野県の阿智村の実話を基に物語調で書かれスラスラ読めます。ストーリーと一緒にマーケティングの専門用語も解説され、観光マーケティングの施策とマーケティングの概念を一緒に学べる書籍です。
- マーケティングの概念も一緒に学びたい
- 読書が苦手だか観光マーケティングを学び直したい
- 地域の人と協力して観光マーケティングを盛り上げていきたい現場の人
書籍名 | そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル |
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著者 | 永井 孝尚 |
発売日 | 2016/4/14 |
金額 | 1,400円 |
Kindle版 | 763円 |
3. 観光という意識がかわる「地域が稼ぐ観光」
観光マーケティングに取り組む意識が変わる本です。
なぜ、観光業が稼がなければいけないのか、稼いだ先に何があるのかがわかりやすく書かれています。
私もこの部分が印象的で、よかれと思ってしている施策でも実は地域にお金が落ちる仕組みがないといずれ衰退してしまう。仕組み作りも大事な観光マーケティングの一部だと学べます。
- 観光マーケティングを行う上で考え方を学びたい人
- 行政で観光マーケティングに取り組んでいる方
- 地域全体が観光客が集まる仕組みを作りたいと思っている人
書籍名 | 地域が稼ぐ観光 |
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著者 | 大羽 昭仁 |
発売日 | 2018/10/11 |
金額 | 1,980円 |
Kindle版 | Kindle Unlimited |
まとめ
今回は、観光マーケティングを学ぶ上で読みやすい本を紹介していました。
どの本も成功事例や具体的な施策が書かれているのでこれから取り組もうとしている方、息詰まっている方にも参考になるでしょう。
もし観光マーケティングでお手伝いできることがあれば、株式会社エレメントにご相談ください。
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