ホームページを活用した集客の方法は多岐にわたりますが、人手や知識の不足から、自社に最適な戦略を見極めるのは難しいことかもしれません。
この記事では、ホームページを使った効果的な集客方法について解説し、実際に会社で運用する際のポイントも紹介します。
さらに、今回は、株式会社エレメントがホームページの活用で集客に成功した事例を紹介します。自社に適した集客方法を見極める参考として、ぜひ読み進めてみてください。
ホームページを活用して集客する5つの方法
ホームページを活用して集客する方法には以下の施策があります。
- 広告運用
- SNS
- SEO対策
- プレスリリース
- セミナー
それぞれ、具体的にどのような方法なのか説明していきます。
1.広告運用
広告運用とは、リスティング広告やディスプレイ広告と種類があり、GoogleやYahooなど専用のプラットフォーム上に有料で自社の広告を表示させられます。
リスティング広告
リスティング広告は、検索型と連動しているので見込み客が検索するであろうキーワードが適切に設定されていれば効果的に集客できる手段です。
自社で行う上で必要になる作業
- キーワード選定
- ユーザーに訴求するキャッチコピーと説明文の作成
- 広告運用をするための知識や手順は書籍やネットで気軽に学ぶことができます。
コスト
- クリックすると料金が加算される仕組みです。クリック単価はキーワードによって異なりますが、目安としては1クリック数百円単位です。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、WEBサイトの広告枠に画像で表示させられる広告です。視覚的に商品をアピールできるため、興味のない人でも認知拡大につながります。
自社で行う上で必要な作業
- 画像または動画作成し魅力的な視覚コンテンツを作成します。
- 魅力的なキャッチコピーを作成し画像または動画に入れ訴求力を高めます。
- クリックを促す画像作成は、専門的スキルが求められることがあります。しかし、現在はCanvaなどデザインテンプレートが豊富なツールがあるので、コストを抑えつつ効果的な画像を制作することが可能です。
- ディスプレイ広告運用の手順は、書籍やネットで気軽に学ぶことができるので自社で入稿するこが可能です。
コスト
目安として、1クリックあたり数十円~数百円、表示回数が1000回あたりで数百円
2.SNS
InstagramやTwitterなどのSNSはプロフィール欄にホームページのURLを載せておくことで無料で集客を見込めるツールです。
より効果的に集客するためには、Instagramも場合投稿にハッシュタグ機能を使うことで、見込みユーザーを集めることができます。
例えば、飲食店の場合、#札幌 居酒屋 #すすきの 居酒屋 #日本酒専門店 など立地条件、こだわりをハッシュタグに入れるだけで見込み客を獲得できる仕組みができます。
SNSで集客する方法のメリットとしては、無料でできることにあります。コストを抑えて集客をしていきたい事業者におすすめです。
具体的にはSNSのアカウントを開設し、継続的に投稿を続けていくことです。1回だけの投稿では効果が期待できないので注意しましょう。
3.SEO対策
SEOとは日本語で「検索エンジン最適化」のことを指します。
GoogleやYahoo!などの検索結果画面において、Webサイトやブログページが上位に表示されるような施策です。
皆さんも一度は使ったことがあると思いますが、何か調べたり困ったことがある際にGoogleで検索し、物事のヒントや解決法を得たことはないでしょうか。
検索した時に、上位に記事やホームページがあることでユーザーにクリックされ集客できる仕組みができていきます。その仕組みを作ることがSEO対策です。
検索される度に、会社のブログやホームページが目につく仕組みを構築することで、継続的に集客でき、長期的な視点でみても効果を最大化できる集客方法です。
ただし、成果が出るまでに時間を要することが経営者にとっては忍耐が必要な部分でもあります。
SEO対策を内製化する簡単な方法は、ブログ発信です。これは、見込み客が検索するであろうキーワードを選定し、ブログ発信を続けていくことが求められます。
この方法は「コンテンツマーケティング」ともいわれる手法なのでご興味あれば、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
会社がホームページを日々更新する、情報を掲載することは、会社の信頼性向上、認知拡大にもつながるメリットがあります。
また、SEO対策には専門的な知識が必要なケースがあります。例えば、内部施策といわれる、ホームページを評価してもらえるよう促す環境設定には、プログラムコードを扱えるスキルが必要です。
SEO対策を本格的に進める場合は、専門の詳しい業者と一緒に進めていくことをおすすめします。
4.プレスリリース
プレスリリースは、新商品やサービス、イベントなどの情報を新聞社やテレビ、ラジオなどのマスメディアに提供する手法です。
メディアがこれを取り上げてくれることで、広く拡散され、結果として自社のウェブサイトへのアクセスが集中することがあります。
ただし、プレスリリースを提供したからと言って必ずしもメディアが取り上げてくれるわけではないため、適切な書き方を学ぶ必要があります。
メディアが求める情報や顧客が関心を持つ情報を適切に表現することで、記事が取り上げられる可能性が高まります。そのため、原稿の作成には徹底的にこだわりましょう。
さらにもう一つ、プレスリリースの大きな利点は、無料で配信できる点です。原稿を作成し入稿するだけなので大きな費用はかかりません。(有料掲載の場合は異なります)
実際に、プレスリリースを活用して店舗集客に成功した実例も存在します。こちらの記事も合わせて読んでみてください。
5.セミナーやリアルなイベント
セミナーやイベントなどでホームページに集客することは可能です。参加してくれた見込み客に対して、チラシでホームページに誘導したり、WEB限定商品を作りホームページへのアクセスを増やす方法などがあります。
しかし、一時的なアクセスとならないよう、再度訪問してもらえる、情報を受け取っていただける仕組みを考えておくことも必要でしょう。
会員登録、メルマガ、SNSフォローしてもらうなど、企業と見込み客が積極的に接点を持っておくことで継続的に集客が可能になります。
以上に紹介したホームページで集客する方法をカテゴリ別にまとめたので、選び方の参考にしてみてください。
No1.SNS
No2.プレスリリース
No3.SEO対策(ブログだけ書く場合のみ)
No1.広告運用
No2.プレスリリース(メディア配信された場合のみに限る)
No3.SEO対策(ブログだけ書く場合のみ)
No1.広告運用
No2.プレスリリース(メディア配信された場合のみに限る)
No3.SEO対策(ブログだけ書く場合のみ)
ホームページ集客する上での準備
ホームページを活用して集客する方法は伝えてきましたが、事業者の方は施策をする前に事前に準備しなければいけないことがあります。
- なんのサービスで集客したいのか一つに絞る
- ターゲットを明確にする
- キーワードを明確にする
- 予算を決める
- 施策の成果を定義する
1.どのサービスで集客したいのか一つに絞る
サービスによっては、商品の種類がたくさんある会社も多いと思います。どれもまんべんなく売れて欲しいと思うのが普通です。
ですが、興味持ってくれる見込み客はお客様は、どんなお店なのか・何を売りにしているお店なのか知りたいので、集中するサービスを明確にし、より訴求力のある配信することが求められます。
そして、少ない人数で経営している、業務が忙しくマーケティングに力をいれるリソースが足りない事業者は、「何に集中していくのか」を絞ることは効率的に集客していく上で重要です。
会社のサービスによっては、商品の種類が多岐にわたる場合もあります。それぞれの商品がバランスよく売れることを望むこともあるかと思います。
しかし、興味を持ってくれる見込み客、つまりお客様たちは、そのお店がどのような特徴や強みを持っているかを知りたがっています。
そのため、集客する場合は、集中するサービスを明確にし、見込み客が惹かれる情報を提供することが重要です。
同時に、少人数で経営している場合や、忙しい日々でマーケティングへのリソースが限られている事業者にとっても、「何に焦点を当てるか」を絞ることは効率的な集客の鍵となるでしょう。
2.ターゲットを明確にする
ターゲットを明確にすることは、どの方法においても極めて重要な要素です。誰に向けて情報を発信するかが定まらなければ、クリックされることもなく、集客することも難しいでしょう。
ターゲットを明確にする際に考えるヒントとして、これまであなたのサービスに関心を寄せた人々はどのような人々なのかを思い返してみることが重要です。
改めて、この重要な課題に取り組むことが、集客する大きな一歩を踏むでしょう。
3.キーワードを明確にする
広告やSNS、SEO対策など、何か情報を発信しようとする場合には、ターゲットが悩むであろうキーワードを考え、先に仕組んでおくことが集客につながります。
見込み客はネットを使ってキーワードで問題を解決しようとします。したがって、事前に事業者が適切なキーワードをネット上に配置しておくことで、計画通りの集客が実現します。
キーワードを見つけるコツとして、例えば、マウスを購入したいと考えた場合、「音がしないマウス」や「使いやすいマウス」など、ターゲットが検索しそうな言葉や商品の強みに焦点を当てたキーワードを箇条書きで一覧にまとめることです。
キーワードをリスト化しSNSならハッシュタグ利用、ブログならタイトルにいれるなどをし、ホームページで集客できる仕組みが実現していきます。
4.予算を決める
集客を無料で行うことには限界が存在します。会社としてどこまで集客にコストをかけていいのか明確にしておくことで意思決定を促せ、チームが行動しやすい環境を整えることができます。
5.施策の成果を定義する
目指す成果で集客方法も変わります。一時的な売上を増やしたいのか、継続して集客したいのか。集客する目的、集客目標、現在の集客力の確認など数値化し、共通の認識で動ける指標があるといいでしょう。
ホームページで集客に成功している事例
コンテンツマーケティング/SEO対策で店舗集客に成功した理容室
北海道旭川市にある理容室「アパッシュ」は、コンテンツマーケティングによるサービスで2年で新規顧客数が5倍に伸びました。
理美容業界の集客といえば、ホットペッパーを使う会社がほとんどの中、自社のホームページだけで集客を可能にした事例です。
プレスリリースで店舗集客に飲食店
北海道北見市にある津村製麺所が運営する店舗「TUMUGU Labo」は、プレスリリース入稿後、店舗が1時間以上待ちの行列人気店なった成功事例です。ホームページへのアクセスは3倍に増え、卸の受注も大手企業から依頼がくるなど今での反響が続いている会社です。
まとめ
今回は、ホームページを活用して集客する方法について紹介しました。
- 広告運用
- SNS
- SEO対策
- プレスリリース
- セミナー
集客を実行する前に考えておくべきこととして以下も紹介しています。
- どのようなサービスで集客するのか決める
- ターゲットを明確にする
- キーワードを明確にする
- 予算を決める
- 施策の成果を定義する
集客する方法はただ手当たり次第に実行するのではなく、しっかりとした計画が重要です。この記事を参考に、ぜひ社内で取り組んでみてください。
また、株式会社エレメントでは、集客サポート・ホームページ制作に悩む方に向けて無料相談も承っております。
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