スマートフォンサイト制作で立ちはだかる大きな壁、実機検証。
リッチなUIを実装した! エミュレーターでの検証はバッチリ! 自社で所有しているiPhone,Androidの実機検証もばっちり! さあ、納品だ!
クライアント様「動かないんですけど…」
という切ない事態にならないために、せめてクライアント側で所有しているスマホの実機検証は行いたいところです。とはいえ、プロジェクト毎に実機なんか買ってなんかいられませんよね。
そんな方々のために、今回ご紹介するサービスはコチラ!
Remote TestKit
リモートテストキットとは、NTTレゾナント株式会社が提供する、リモートによるスマートフォン実機検証のためのサービスです。このサービスの一番の特徴は
エミュレーターではなく、「本物のスマートフォン検証」ができるというところ。
クラウド型のリモート端末検証サービスなので、時と場所を選ばずにテストができるのもありがたいですね。
Remote TestKitでできること
- ・実機の通常操作
- ・実機の回転(縦・横)
- ・アプリのインストール(開発中のものも可能)
- ・端末を並べて表示チェック
- ・PCのキーボードで文字入力
- ・静止画・動画キャプチャ
動画キャプチャがあるのは便利ですね。こんな風に動きます、と録画しておいたものをクライアント様に提案出来ます。
音声のテストや傾きセンサーの利用は出来ないようです
使用可能な端末
http://appkitbox.com/testkit/smartphone
使用できる端末は160機種以上あり、新発売の機種も、原則2週間以内の追加を予定しているとのことです。(2013年11月7日現在)
「けどこれ、お高いんじゃないの?」
なんと、こちらチケット制となっておりまして、3チケットで30分の利用が可能となっております。
6チケット945円(税込)からの販売なので、30分およそ500円でAndroid端末の検証ができるということです。お財布にも優しいですね。
では、さっそく使ってみましょう。
インストールします
http://appkitbox.com/testkit/download
↑サイトからアプリをダウンロードします。
Windows版、Mac版が提供されています。
Remote TestKitを起動します
こちらからユーザー登録をしましょう。
起動すると、利用可能な端末一覧が表示されています。検証したい端末が決まっている人は、右上の検索窓から探しましょう。
混雑状況によっては利用できないこともあるので、気長に待ちましょう。
実際に使用している画面です。キャプチャやアプリのインストールも簡単にできます。
感想
分裂し続けるAndroid端末。Android対応で泣かされた人は少なくないことでしょう。
スマホサイトの需要は、益々増えていくかと思います。全てのAndroid機種のバグに対応することは難しいかもしれませんが、クライアント様の機種だけでもあらかじめ把握して検証しておくと、最低限のトラブルは避けれそうです。

やす

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